CO2地上漏洩常時監視システムについて[中外テクノス(株)、K-Coal Co.,Ltd]

JCEDの提携先である中外テクノス(株)とK-Coal Co., Ltd.はSaskPowerのCCSサイトでCO2地上漏洩常時監視システムの実証を来春終える予定です。同システムの和英カタログをPDFファイルで提供致します。このシステムはセンサーを換えることでメタンからC6までの炭化水素ガスも監視することができ、ガス田、ガスパイプライン、LNG基地、化学プラント等での炭化水素ガス漏洩常時監視も可能です。

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CO2 Ground Monitoring Systemに関する資料(日本語版)

CO2 Ground Monitoring Systemに関する資料(日本語版)

CO2 Ground Monitoring Systemに関する資料(English Ver.)

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乾燥機Steam Tube Dryer [月島機械株式会社]

JCEDの提携先である月島機械株式会社の乾燥機Steam Tube Dryer(STD)を紹介します。
月島機械の主力機器であるSTDは、1957年に米国から技術導入以来、数々の改良、改善を重ね、現在では世界各国に500基以上の納入実績があります。適用分野は一般化学をはじめ、鉄鋼、非鉄、窯業、食品、水産、紙・パルプ、環境等多くの工業分野で用いられています。STDは低圧スチームを熱源に間接過熱する非常に乾燥効率の高い乾燥装置です。原料炭乾燥では、コークス炉装入炭用乾燥調湿設備(CMC: Coal Moisture Control plant)として国内はもとより、海外の製鉄所に合計9基が導入されています。一般炭では、九州大牟田のシグマパワーに燃料石炭乾燥用として1983年に2基が導入され、現在もインドネシア炭の乾燥用として稼働しています。褐炭に関しては、豪州ビクトリア褐炭液化パイロットプランに1基が導入され、ヤルーン褐炭乾燥用に1985年から1990年に稼働した実績があります。

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TSK Steam Tube Dryer (STD)に関する資料

TSK Steam Tube Dryer (STD)に関する資料

静止ミキサー(特許取得)のCO2分離回収リアクターへの活用[株式会社ミューカンパニーリミテド、K-Coal Co.,LTD]

JCEDの提携先である株式会社ミューカンパニーリミテドとK-Coal Co., LTDが提案するミューカンパニーが特許を保有する画期的な静止ミキサーをCO2分離回収のリアクターに活用する研究開発のコンセプトを紹介します。

ミューカンパニーの高性能静止ミキサーはMU-Static Spiral Perforated Wings(MU-SSPW)で構成されています。既に、排水処理(ミューグリーンリアクター)、排ガス処理(ミュースクラバー)、気液混合(ミューエジャクター)、液液混合(ミューエダクター)等で商業利用の実績があります。

ミューリアクターは、海洋地球研究船「みらい」に搭載されて、北極海の海水中のラドン連続測定にも採用されました。特に、荒れ狂う海洋での連続測定を可能にした理由は、ミューリアクター(ラドン放散装置)が30度傾斜しても螺旋状の180度捻りの羽根体の働きにより、気液混合が十分に発揮されて、放散機能を失わなかったことです。スーパーカミオカンデでミューリアクターを利用して貯留純水中の超低濃度のラドンガスを、ほぼ100%気液平衡値で放散することに成功しています。今年、東京大学宇宙線研究所梶田教授のノーベル物理学賞受賞にミューリアクターが貢献したはずです。

ミューカンパニーとK-Coalは、環境技術革新への応用として、アミン系吸収液による燃焼排ガス中のCO2分離回収・貯蔵技術(CCS)で、ミューリアクターを吸収・放散(再生)塔に有効利用すべく提携先を探しています。

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MU-SSPW for PCC Reactorに関する資料

MU-SSPW for PCC Reactorに関する資料

神戸製鋼所のハイパーコール(Hyper-coal)[株式会社神戸製鋼所(KOBELCO)]

株式会社神戸製鋼所(KOBELCO)の石炭エネルギー技術開発部は低品位石炭の改質(脱水、脱灰等)や液化、重質原油の軽質化など、エネルギー転換技術の開発を通して、世界の未利用資源の活用推進と日本におけるエネルギー源の多様化・安定化を目指しています。

ビクトリア褐炭液化技術の開発で培った要素技術の一つである溶剤脱灰技術を応用展開したハイパーコール(Hyper-coal)技術は、石炭との親和性の高い溶剤で石炭を抽出し、不要な灰分を沈降除去して作った超低灰分炭です。

ハイパーコールは,コークス用粘結材として優れた特性を有することがわかっています。これを利用することによって従来以上の高強度コークスの製造や,非微粘結炭を多量に配合した高炉用コークスの製造が可能になると期待されています。

ハイパーコール関連資料を添付すると共に、関連ウェブサイトを下記します。

http://www.kobelco.co.jp/products/r-d/tdg/cetd/index.html

http://www.japanmetalbulletin.com/?p=3993

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【神戸製鋼所】Simple Introduction of KOBELCO Hyper-coal

【神戸製鋼所】Simple Introduction of KOBELCO Hyper-coal

【神戸製鋼所】ハイパーコール利用コークス製造技術(2010年4月)

【神戸製鋼所】ハイパーコール利用コークス製造技術(2010年4月)

広島ガステクノ・サービスのAntler Kiln(横型ロータリーキルン式炭化炉)[広島ガステクノ・サービス株式会社]

JCEDの提携先である広島ガステクノ・サービス株式会社のAntler Kiln(商標)はバイオマスのトレファクション(半炭化)に最適な炭化炉で実績もあります。

炭化で副産するガスとタールは、炉内で燃焼され熱源とするので、タールによるトラブルが無く、外部からの炭化熱源も不要です。製品は必要な個体の炭化物だけとなります。日本ではFIT狙いの石炭バイオマス混焼発電や石炭火力発電へのバイオマス燃料利用が検討されており、半炭化バイオマスは石炭と同様に取り扱えるため、今後バイオマスの半炭化需要は伸びると期待しています。

また、インドネシア等の産炭地で半炭化バイオマスを製造し石炭と混合したBio-Coalが炭価低迷で窮地の炭鉱とFITを享受する日本の需要家双方に利益をもたらすと期待されます。

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【広島ガステクノ・サービス】Antler Kiln Catalogue

【広島ガステクノ・サービス】Antler Kiln Catalogue